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執筆者の写真篠原竜一

篠原金融塾 グローバルマーケットウィークリー 10/13/2023

イスラエル軍はガザ地区北部の住民に対し、日本時間の14日午後4時から午後10時の間に、指定されたルートを通ってガザ地区の南部に移動するよう通知を出した。


イスラエルは、予備役36万人を招集しており、イスラエルによるガザ地区への地上侵攻がいつ始まってもおかしくない状況だ。


サウジアラビアは、「パレスチナ人をガザから強制的に退避させるという要請は断じて認められない。ガザで無防備な市民を標的にし続けていることを非難する」との声明を発表、イスラエルとの国交正常化交渉を停止したと報道されている。


また、あまり注目されていないかもしれないが、レバノン南部で13日、イスラエル側から発射されたとされるミサイル(未確認)が取材中の報道陣近くに着弾し、記者1人が死亡、6人が負傷した。現場はイスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの交戦が続くイスラエル国境に近いアルマアシャアブであるため、非常に気になる報道だ。WSJ紙によれば、ヒズボラは、イランから供給され、イスラエルの重要なインフラや軍事施設に大きな損害を与えることができる精密誘導ミサイルの兵器庫を保有しているとのことだ。イスラエル対ハマスから、イスラエル対ハマス、ヒズボラ、イランとならないことを祈りたい。


グローバルマーケットでは、質への逃避からグローバルに国債金利が大幅に低下しているが、原油価格が上昇しているのが気がかりだ。市場参加者がアメリカの長期金利の動向に神経質になっている状況は変わらないが、地政学リスクが顕在化した時には、先行きのマーケットを予想することは危険だ。変動率が高まることは確実であり、リスク縮小が正攻法だ。





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