篠原金融塾 グローバルマーケットウィークリー 9/4/2026
- 篠原竜一

- 6 時間前
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ベッセント米財務長官は、1)日銀による金融政策の正常化のペースが遅いこと、そして、2)日本の消費税減税による財政拡張、に対する不快感を示している。ベッセント長官のコメントは、1998年の協調介入とは異なる性質を持つ。今回は単なる為替協調ではなく、アメリカが日本の金融・財政政策の方向性にまで踏み込んだ内容になっている。
金曜日に発表されたアメリカの雇用統計は、非農業部門雇用者数は16万人超と予想を大幅に上回る内容となった。7月分も大幅に上方修正されたことで、労働市場の底堅さを確認したことに加え、中東情勢による原油高がインフレ懸念を高めている。政治的にはトランプ大統領が利下げを求める姿勢を強めているが、市場では、9月FOMCの利上げ確率が一気に高まった。
今週発表されるCPIで、インフレ率の高止まりが確認されれば、金利上昇圧力はさらに強まり、日銀が利上げに追い込まれるという見方がさらに強まることになるだろう。
何故、ベッセント長官は急に日本についてコメントするようになっているのだろうか?
円安が進むと、日本は為替介入のために米国債を売ると思惑が広がるのを嫌がっているのだろうか?米国債売り→長期金利上昇→住宅ローン金利上昇が、中間選挙前に有権者の不満増大につながるリスクを気にしているのかもしれない。また、ドル高は輸出企業にとって逆風であり、製造業の復活を掲げるトランプ政権は行き過ぎたドル高は望まないということなのかもしれない。
今週のグローバルマーケットは、日米の金融政策決定会合を前に神経質な展開が予想される。
いよいよ女子バスケットボールワールドカップ2026が始まった。日本はグループAでスペイン、ドイツ、マリと予選を戦っている。初戦のマリ戦は102–97。林咲希選手が9本の3Pを決めるなど、攻撃力の高さを世界に示した。続くドイツ戦は58–74で敗戦。高さとフィジカルで圧倒され、第1Qで17点差をつけられたことが敗因だ。日本は最終戦でスペインと対戦するが、この戦いに勝って、準々決勝進出決定戦に進んでほしい。
日本女子バスケは、2021年東京五輪で銀メダルを獲得している。現在のチームには、WNBAでプレーする山本麻衣選手、ドラフトされた田中こころ選手、そして、WNBAでプレー経験のある渡嘉敷来夢選手、町田瑠唯選手など世界レベルのチームだ。会場がどよめくような凄い攻撃力が特徴で観ていて面白い。意外と知られていないが、2030年大会はワールドカップが日本で開催されることが決まっている。頑張れ、アカツキジャパン!

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