top of page

篠原金融塾 グローバルマーケットウィークリー 7/4/2025

アメリカの雇用統計は、毎月第一金曜日に発表されるが、今月は独立記念日のため、前日の3日に発表された。


6月の非農業部門就業者数(季節調整済み)は、市場予想を上回り、前月比14万7,000人増加。前月までの就業者数も4月と5月合計1万6,000人上方修正された。


中身を見てみると、連邦政府によるレイオフにより、連邦政府の雇用が7,000人減少したものの、州および地方政府の雇用が拡大、政府部門全体では雇用が7万3,000人の伸びを示したことが数字を押し上げた。


一方、民間部門の増加幅は7万4,000人と低水準にとどまった。民間企業が新規雇用を手控えているのは懸念材料という見方もあるが、市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者は様子見姿勢を夏の間維持する公算が大きいとの見方が広がり、米国債市場では短期債中心に売られる展開となり、イールドカーブはスティープニング。


アメリカの独立記念日は、1776年7月4日 にアメリカ独立宣言が正式に採択された記念の日であり、自由・平等・民主主義といった価値観を祝う日だ。18世紀、イギリスの植民地だったアメリカでは、課税強化や貿易制限に対する反発が高まっていた。イギリスの茶の独占販売に抗議して、植民地の人々が紅茶を海に投げ捨てたボストン茶会事件は有名だ。イギリスとの武力衝突が始まり、13植民地が独立を目指して戦い、トーマス・ジェファーソンが起草した文書が大陸会議で採択され、アメリカの独立が世界に宣言された。


アメリカは既に夏休み。家族や友人と集まり、バーベキューを楽しむのが定番。当日はマーケットは休場、前日も半ドンだ。市場参加者の多くが休暇をとるため、雇用統計の評価は来週の値動きを見てみないと何とも言えない。

株式会社ランプライターコンサルティングは、当サイトに掲載している情報の正確性について万全を期しておりますが、その内容について保証するものではありません。当サイトでは、信頼できる情報源から得た情報を、確実に掲載するようあらゆる努力をしておりますが、株式会社ランプライターコンサルティングは、間違い、情報の欠落、あるいは、掲載されている情報の使用に起因して生じる結果に対して一切の責任を負わないものとします。当サイトに掲載されている全ての情報は、その時点の情報が掲載されており、完全性、正確性、時間の経過、あるいは、情報の使用に起因して生じる結果について一切の責任を負わないものとします。また、あらゆる種類の保証、それが明示されているか示唆されているかにかかわらず、また業務遂行、商品性、あるいは特定の目的への適合性への保証、また、これらに限定されない保証も含め、いかなることも保証するものではありません。



 

Comments


会社ロゴ.gif
株式会社ランプライターコンサルティング
〒107-0062 東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山942

info@lamplightercstg.com

© 2024 Lamplighter Consulting Inc.

All Rights Reserved.

bottom of page