top of page

篠原金融塾 Let’s Go NY Knicks ! グローバルマーケットウィークリー 6/12/2026

グローバルマーケットの今週最大のニュースは、スペースXが12日、ナスダック市場に新規上場したことだろう。終値は160ドル95セントと公開価格(135ドル)を19%上回り、時価総額は2兆1,000億ドル(約336兆円)となり、いきなり世界第6位の時価総額の巨大企業が誕生した。

 

また、イラン情勢については、何らかの進展がありそうだ。米政府高官は12日、イランとの戦闘終結に向けた合意文書案に、米国がイランの濃縮ウランを現地で処理することが明記されると記者団に明らかにした。「数日以内」に合意文書に署名する可能性があるとして、大詰めの段階にあるとの認識を示した。

 

加えて、日米欧の金融政策にも動きが出てきそうだ。欧州中央銀行(ECB)は11日、政策金利である中銀預金金利を0.25%引き上げ、2.25%とした。インフレには上振れリスク、経済成長には下振れ​リスクがあり、戦争が中期的なインフレと成長に及ぼす全面的な⁠影響は、エネルギー価格ショックの強度と持続期間、さらに間接的影響や二次的影響の規​模次第でどうなるかわからない中での利上げとなった。

 

市場では予想されていたのかもしれないが、正直驚いた。たしかに、ユーロ圏のインフレ率は3%を超え、ECBの目標である2%を大幅に上回っているが、経済成長の低迷を踏まえ、利上げの必要性については見解が分かれるだろう。

 

日銀は15, 16日に開く金融政策決定会合で利上げを決める方針だ。物価の上振れリスクに備え、政策金利を現状の0.75%から1.0%に引き上げる。国債の買い入れ額を減らす措置は市場の安定を重視し、来春以降に停止する方向で調整に入ったと報道されている。

 

利上げを決めれば2025年12月以来、半年ぶりとなる。政策金利は1.00%と1995年以来31年ぶりの水準になる。

 

日銀は、中東情勢緊迫に伴う経済の下振れリスクが現状では限定的と考えており、物価の上振れリスクを重視した利上げが必要だということだろう。

 

米連邦準備制度理事会(FRB)は、16, 17日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標(3.50%~3.75%)は、据え置かれるというのが市場のコンセンサス。今回はウォーシュ新議長のもとで開催される初めてのFOMCであり、声明や記者会見、FOMCメンバーの最新の経済見通し(SEP、Summary of Economic Projections)、「政策金利水準の分布図(ドットチャート)」を通じて、どのようなメッセージが発信されるか、いつも以上に市場の注目が集まっている。


これだけ材料があると何にマーケットが反応するか予想するのは難しい。来週は大きく動く週になるかもしれない。

 

それでも、ニューヨーカーにとっての最大の関心はニューヨーク・ニックスだろう。NBAファイナル第4戦は、ニックスが最大29点差をひっくり返すNBAの歴史に刻まれる大逆転勝利となった。これでニックスが3勝1敗となり、プレーオフ制覇に王手をかけた。

 

試合は、スリーポイントが面白いように決まったスパーズが最大29点の大量リードする展開となったが、ニックスが徐々に勢いづき、第4クォーターで大爆発。エース、ブランソンが攻撃の起点となり、ジリジリとスパーズを追い詰め、残り2分を切ったところでこの試合初めてのリードを奪った。そこから1点差でリードが行き来する展開に。スパーズ1点リード、残り30秒を切ったところで、ニックスのシュートが決まらず、ルーズボールを拾ったのがスパーズのフォックス。ニックスファンの誰もが負けたと思った瞬間、フォックスがレイアップシュート。これをニックスのアヌノビーがシュート・ブロック。タイムアウト後、最後のニックスの攻撃で、ブランソンの3ポイントシュートが外れたが、オフェンスリバンドに飛び込んだアヌノビーが、ティップインをねじ込み、ニックスが勝利をもぎ取った。

 

逆にスパーズにとっては、信じられない敗北だろう。ルーズボールを拾ったフォックスは、1点リードしていたため、ボールをキープし、相手がファウルゲームを仕掛けてくるのを待つこともできた。本来であれば、そうすべき状況だっただろう。フォックスは試合後、「僕たちはしばらく得点できていなかった。リードを3点に広げるためにレイアップを狙った。ニックスに3ポイントを撃つしかない状況を作り出したかった。アヌノビーを振り切れると思ったが、彼が素晴らしいブロックをした」と述べていた。

 

さあ、いよいよ第5戦だ。日本時間14日9時30分からスパーズのホームで行われる。ニックスが勝てば53年ぶりの優勝だ。私の大好きなジョン・スタークスが全ての試合をコートエンドで応援している。現役時代と変わらない迫力だ。第4戦も最初から最後までプレーごとに飛びしてきてニックスを鼓舞していた。Let’s Go NY Knicks!



株式会社ランプライターコンサルティングは、当サイトに掲載している情報の正確性について万全を期しておりますが、その内容について保証するものではありません。当サイトでは、信頼できる情報源から得た情報を、確実に掲載するようあらゆる努力をしておりますが、株式会社ランプライターコンサルティングは、間違い、情報の欠落、あるいは、掲載されている情報の使用に起因して生じる結果に対して一切の責任を負わないものとします。当サイトに掲載されている全ての情報は、その時点の情報が掲載されており、完全性、正確性、時間の経過、あるいは、情報の使用に起因して生じる結果について一切の責任を負わないものとします。また、あらゆる種類の保証、それが明示されているか示唆されているかにかかわらず、また業務遂行、商品性、あるいは特定の目的への適合性への保証、また、これらに限定されない保証も含め、いかなることも保証するものではありません。

コメント


会社ロゴ.gif
株式会社ランプライターコンサルティング
〒107-0062 東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山942

info@lamplightercstg.com

© 2024 Lamplighter Consulting Inc.

All Rights Reserved.

bottom of page