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執筆者の写真篠原竜一

篠原金融塾 グローバルマーケットウィークリー 2/2/2024

アメリカの1月の雇用統計によると、非農業部門の就業者数は前月比で35万3,000人増加した。失業率は前月と同じ3.7%だった。平均時給は前年同月比+4.5%の上昇。何度も言うが、アメリカの労働市場は健全であり、米連邦準備理事会(FRB)が3月にも早期利下げに踏み切り、年内6回の利下げを行うとの市場の織込みは行き過ぎている。


そんな中、米国株式市場は大幅に上昇して取引を終えた。S&P総合500種は終値ベースでの史上最高値を更新。米利下げ観測は、後退したものの、好決算と好調雇用統計が経済への信頼感を高めていると言って良いだろう。S&P500構成銘柄のうち230社がすでに決算を発表。そのうちの80%が市場予想を上回っている。金利が引き続き大きく上昇する展開となれば話は別だが、押し目には買いが入ってくる展開が続きそうだ。また、債券市場は経済指標を眺めながら、行ったり来たりの展開が続きそうだ。


今年は、節分の日の行事である豆まきを再開した神社、お寺が多い。子供の頃は毎年のイベントとして楽しみにしていた。近所のお寺に見に行ったが、参加する子供の数がとても少ないことに驚いた。こういうところにも少子高齢化の影響が出ているんだと再認識させられた週末となった。




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