篠原金融塾 アルファベット100年債~グローバルマーケットウィークリー 2/13/2026
- 篠原竜一

- 7 時間前
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自民党の衆議院選挙での圧勝を受けて、日本の株式市場は強く反応し、日経平均は一時5%超の上昇で史上最高値を更新。政権基盤の安定が企業活動や財政政策の継続につながるとの見方が、株価を押し上げたものと思料。
為替市場では、円が大きく買い戻され、対ドルで152円台後半まで円高が進行。当局による介入警戒感も円買いを後押し、選挙前に見られた円安方向の圧力が一服。
日本国債市場は、「与党圧勝 → 財政拡大 → 国債売り」という反応かと思われたが、ここまで与党が圧勝すると、無制限の財政拡大にはならないという安心感が広がったことで、長期金利は低下する結果となったものと思われる。
アメリカの雇用統計では、非農業部門雇用者数(NFP)が13万人増と、市場予想を上回る強さを示した。前月の48,000人増から大きく加速しており、労働市場が依然として底堅いことを示す内容。
雇用統計発表直後は、「利下げが遠のく」シグナルとしてマーケットは反応。しかしながら、2024年4月〜2025年3月の期間で、862,000人分の雇用が下方修正されたことで、2025年の労働市場は思っていたほど強くなく、景気の実態はより弱い可能性があるのではないかという見方が広がることとなった。
この結果を受け、米国債市場では、長期債中心に買われ、イールドカーブはフラットニング。株式市場は、長期金利が大きく低下したことで、金利敏感なセクターを中心に買いが入る展開に。
資本市場からは興味深いニュースが飛び込んできた。米グーグルの親会社アルファベットが、10日に償還期間100年という債券を発行したことだ。
このニュースを眼にした瞬間に私が思ったことは、100年後の世界。しかしながら、おそらく私の視点は投資家の視点とは大きくずれているのだろう。100年後にインターネット検索というものが存在するのか、存在するとしたら、グーグルを使っているか、そんなことはどうでも良いのだろう。投資家にとってこの投資がうまくいくかどうかは、100年後に元本が返ってくるかではなく、数年後にアルファベットがAI分野の勝者になるかどうかということなのだろう。

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