暇なときに 米民主党大会

アメリカでは、今週は米民主党一色だ。全国大会が17日に始まった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、党の有力者はオンラインでの参加となっている。19日にカマラ・ハリス上院議員を副大統領候補に指名するが、そこが一番盛り上がるところだろう。次期民主党のリーダーとなるハリス氏にとっては自身をアピールする絶好のチャンスだろう。バイデン氏は20日に指名受諾演説に臨む。

何かもやもやしているのは私だけだろうか?

この大統領選挙は、トランプ対バイデンではなく、どう考えても、トランプ対反トランプだ。バイデン氏率いる民主党政権の魅力とは何なのだろうか?

バイデン氏・ハリス氏は中道派であり、今のところ市場は落ち着いている。党大会はお祭りであり、バイデン氏による指名受諾演説、オバマ前大統領、クリントン元大統領、そしてサンダース氏ほか民主党首脳によるスピーチは、一丸となって打倒トランプ大統領を目指すという内容だろう。また、外交面では、同盟国との関係を再構築と言えば誰にとっても悪くは聞こえない。

新型コロナもあり、財政・金融政策総出で必死に金融市場を支えている現トランプ政権。失業率が10%を超えているにもかかわらず、潤沢な流動性を背景に市場は落ち着いている。

トランプ大統領のキャラクターには目をつぶって、景気対策、金融市場の安定を図る政策を受け入れてきたマーケット。株式市場は史上最高値を試している。彼のキャラクターを公に肯定するアメリカ人は多くないだろう。しかしながら、隠れトランプ大統領支持者は少なくないはずだ。

民主党候補のキャラクターは誰が出てきても圧倒的に素晴らしい。しかしながら、アメリカ人は、政策よりもキャラクターで大統領を選ぶのだろうか?

キャラクターには目をつぶっても、規制強化・増税などで経済、株式市場に悪影響を与えるような方針を聞こえないふりをするのは難しいのではないだろうか?

気になるのは、一時期はバイデン氏を支持率で上回っていた左派のエリザベス・ウォーレン上院議員だ。大会で余計な話をするとは思えないが、ウォーレン氏の掲げた政策を今一度見てみると、その中身は規制強化だらけだ。ハイテク企業分割、「グラス・スティーガル法」復活、最低賃金引上げ、など市場関係者にとっては気になることだらけだ。

日本では、米民主党バイデン氏が大統領選リードという報道が多い気がするが、現時点では50/50、若しくは引き続きトランプ大統領再選の確率の方が高い様な気がしてならない。

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