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暇なときに 篠原金融塾 パウエルFRB議長議会証言 その2

パウエルFRB議長は11日、「米国経済は非常に好調だ。われわれはツールを使って、この状態を維持したい」と述べ、世界経済成長ペースの鈍化や貿易摩擦を巡る不透明感が漂う中、月内に利下げに踏み切る可能性があることをあらためて強く示唆した。


パウエル議長は、世界各地で製造・貿易・投資が軟調だと言っている。米中の貿易交渉再開合意や、米雇用統計で示された力強い雇用拡大が確認されたのに、利下げが必要なほど米国経済減速のリスクが高まっているのだろうか?


繰り返しになるが、グローバルに過剰流動性がリスク資産を押し上げるのは確実だ。今年の夏は過剰流動性を背景にリスク資産が大きく調整することは考えにくい。


そうは言っても、世界経済成長ペースの鈍化や貿易摩擦を巡る不透明感が漂う中、株価が史上最高値を試すアメリカ。何か変だと思って市場動向を追いかけることが大切なのでは?

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