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篠原金融塾 グローバルマーケットウィークリー 12/4/2020

やっぱりアメリカ人は楽観的だ!


金曜日に発表された11月の雇用統計では、非農業部門就業者数が前月比24万5000人増にとどまった。伸びは市場予想の44万人を大きく下回り、10月の61万人から大きく鈍化。


今回の雇用統計に関する調査は、11月中旬に実施されているが、その後、全米で新型コロナウイルスの感染が再拡大している状況を踏まえれば、雇用市場の回復は更に鈍化しそうだ。


世界中で新型コロナの感染拡大が止まらずに、ワクチンの供給量が限られており、北半球ではこれから本格的な冬が到来、雇用市場の回復も鈍化、株価は下値を試し、金利はフラットニングしながら大幅に低下、するはずだがそうはならない。


実際には、米株式市場は、史上最高値を更新中だ。米金利は長期金利を中心に大幅に上昇、イールドカーブはスティープニングしている。


どういうことか?


楽観的に物事を捉えるアメリカ人が市場を支えているとしか言いようがない。何はともあれワクチン接種がもうすぐ始まる。景気が悪化すれば、政府の追加支援策を巡る協議は進展するはずだ。FRBも追加刺激策をうってくれるはずだ。資金はじゃぶじゃぶだ。民主党政権下、大きな政府を目指す。2021年は良い年になる。


と考えるアメリカ人。。。日本人も少しは見習ったほうが良いかもしれない。


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