篠原金融塾 グローバルマーケットウィークリー 10/23/2020

グローバルに株・債券共に売られ、金利は上昇している。為替市場では米ドルが弱い。トランプ氏vsバイデン氏の第2回目の討論会は特に目新しい材料はなし。

市場では米国の追加経済刺激策は、引き続き大統領選前に合意できる可能性ありとの声も聞こえてくるが、なかなか合意には至らない。大統領選前にトランプ大統領も民主党のペロシ下院議長も妥協はしたくないのでしょう。にもかかわらず、株売りのみならず、債券売りになっているということは、バイデン氏勝利の確率が高まっているということなのでしょうか?

バイデン氏が勝てば、追加財政刺激策の規模は大きくなり、米経済の回復期待が高まる一方、様々な規制、増税懸念から債券・株式には売り圧力がかかる。

追加経済政策がいつ合意するか、大統領選でどちらが勝利するかは今の段階ではわからない。市場は引き続きボラタイルな展開に。

それにしても、米国・欧州では新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。世界では約42百万人が感染し、そのうち約110万人が亡くなっている。最も被害が大きい米国では、これまでに約841万人が感染し、そのうち約22万人が亡くなっている。米国では22日、新規感染者が7万人を超え、直近のピークだった7月下旬以来の高水準となっている。フランスでは23日、新規感染者が4万人を上回ってこれまでで最悪となり、累計の感染者が100万人を超えた。日本では一番感染者が多かった8月でも新規感染者は2,000人弱だ。23日の新規感染者数は、約600人だ。今のところこの差を科学的に説明してくれる専門家はいない。

市場参加者が米国の追加経済政策に期待するのはわかるが、この状況では、どう考えてもここからの米国・欧州の景気回復は鈍化する。FRBは2023年までは利上げは実施しないというのが市場のコンセンサス。ECBも必要なことは何でも行うだろう。従って、リスク資産は、過剰流動性により支えられているので当面大丈夫という見方が多いが、ちょっと心配になってきた。国債が売られ、金利が上昇したところでは、リスク資産から国債への資金シフトが入ってくるかもしれない。

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