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篠原金融塾 年初来のグローバルマーケットを振り返る

凄いマーケットとなった。


まずは、株式市場だ。新型コロナウイルス感染拡大を受け、グローバルに大幅下落となった。積極的な金融政策、財政政策にもかかわらず、先行き不透明感を払拭することが出来ず、市場のボラティリティーが急上昇した。

次に、国債市場を見てみる。新型コロナウイルスの感染拡大、それを受けてのFRBによる金融緩和を受け、米国債が大きく買われた。欧州債はイールドカーブがフラットニングしたが、各国によってその値動きは異なるものとなった。ドイツ国債はブルフラットニング(買われながら、イールドカーブが平坦化)。フランス国債は大きくレベルは変わらなかったもののイールドカーブはフラットニング。イタリア国債は短期物が大きく売られる形でのベアフラットニング(売られながら、イールドカーブが平坦化)。日本国債は略変わらず。

為替は乱高下したものの終わってみれば若干の円高。原油価格が大幅に下落、金価格は上昇。