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執筆者の写真篠原竜一 代表取締役社長

篠原金融塾 日本の実質GDPマイナス3.4%(年率換算)

2020年1-3月期の実質GDPの伸び率が前の3か月と比べてマイナス0.9%、年率に換算してマイナス3.4%。消費税率引き上げなどの影響で大幅な落ち込みとなった2019年10-12月期に続いて2期連続のマイナス。

緊急事態宣言が出された4月以降、状況がより深刻になっているのは確実で、4-6月期は更に弱い内容になるだろう。マイナス20%との予想も聞こえてきている。様々な意見があると思うが、おそらく日本経済は戦後最悪の状態にある。リーマン・ショックの比ではない。

とはいっても、今更4-6月期の弱さを嘆いていても仕方がない。人工的に経済の動きを止めたわけで、それで感染拡大が防げたとすれば日本の政策は大成功かもしれない。市場の注目は、7-9月期にどれだけ成長出来るかだろう。経済再開は嬉しいニュースだが、感染リスクが再燃する可能性が残っていることを考えると、一気にアクセルを踏めないところがなんとも歯がゆい。

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