篠原金融塾 何故FRBによる予防的利下げが必要なのか?エコノミストは、もう一回きちんと説明したほうが良い。

訳が分からない。関税政策による悪影響を金融政策で対応するなんてナンセンスだ。エコノミストの皆さん、よく考えたほうが良い。


アメリカの足許のファンダメンタルズを考えると利下げが必要な状況にはない。貿易問題がいつ、どのように解決されるかは分からない。何か政策対応が必要になるのであれば財政政策でしょう。


そういうことをきちんと説明した上で、何故、アメリカの当局者は財政政策ではなく、金融政策により先行きの景気減速を予防する必要があるのか説明したほうが良い。


パウエルFRB議長は4日、「貿易問題がいつ、どのように解決されるかは分からない」とした上で、「これらの動向が米経済見通しに与える影響を注視し、いつも通り、景気拡大を持続するために適切な行動を取る」と当たり前のことを言っているだけだ。


景気低迷への「保険・予防」として利下げというのは正直しっくりこない。


政治リスクという不確定要因が多くなると、安全資産に資金は流入する。特に景気を悪化させる方向の話が出ているので米国債市場に資金が流入するのは仕方がない。


そして、本当に年内に大幅に米国の景気が減速し、リセッションのリスクが高まるようであれば、米国のリスク資産からの分散を考えたほうが良い。

閲覧数:8回0件のコメント