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執筆者の写真篠原竜一 代表取締役社長

United School of Tokyo (UST)

2019年6月に訪問。


渋谷区富ヶ谷にあるUnited School of Tokyo(UST)のPrincipalのMs. Natasha Dythamを訪ねた。USTでは、3歳~12歳の児童が学んでいる。日本、そして世界中に住む子供たちのために、より良い未来を創ることを目標としている。

大きな特徴は良心的な授業料で質の高い教育を実現していることだろう。USTでは「優れた教育をアットホームな空間で」をモットーに、学業のみならず、生徒たちの思いやりの心、互いの違いを受入れて尊重する心、柔軟性、創造性を養っているという。


2014年6月に設立された新しい学校であるにもかかわらず、既に全生徒数は170名を超えている。カリキュラムは、American Common Core Curricular Standardsをベースに組んでいる。卒業後は殆どの生徒が名門インターナショナルスクールに進学しているという。


USTは、どうやって質の高い教育を作り出しているのであろうか?


Ms. Dythamからは何度もチャリティーという言葉が出てきた。全生徒が自主的に考え、実行する社会奉仕、チャリティー活動を行っているという。Ms. Dythamが言うチャリティーは、自分の学校の資金集めを目的としたものではない。集めた資金を世の中のために使うという意味での社会奉仕、チャリティー活動を「生徒たちが自ら考え、実行している」という。この活動を通じて生徒が学ぶことは多い。まさに想像力と実践力を軸にした生徒中心の授業を行っているということだ。


Vice PrincipalのMr. Ivan Collazoが校内を案内してくれた。生徒たちはMr. Collazoを見ると皆笑顔だ。我々に対して手を振ってくれる。先生達たちも皆笑顔だ。


USTの生徒は、信頼できる先生たちに囲まれて、安心して学んでいる。だから生徒がとても生き生きしているのだと思う。これは当たり前のように思えるが、とても素晴らしいことだ。経験を積んだ先生と生徒、そして保護者がとても良い関係を構築している証拠だ。


Mr. Collazoによれば、世界30か国からの生徒達が学んでいるという。英語Non Nativeの生徒は30%を越えないようにクラス作りをしているとのことだ。言語サポートが必要な児童のためにはESLクラスも用意されている。日本語(国語)の授業は毎日行われている。


スクールバスのサービスも提供されている。UST生徒向けのアフタースクールクラスと学童保育の提供に加え、近隣の学校に通う子供達も受け入れる土曜日クラスを運営している。


新しい学校だが、その充実ぶりに驚いた。

訪問後に我々の口から出てきた言葉は「素晴らしい学校だね」。

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