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執筆者の写真篠原竜一 代表取締役社長

篠原金融塾 グローバルマーケット(週次)

米中が貿易交渉を巡る「第1段階」の合意に署名し市場心理は好転。ドル円は110円台前半まで上昇、米国株式主要3指数がそろって終値ベースで過去最高値を更新した。


米国債市場は、米財務省が16日に今年上半期に20年債を新規発行する計画を明らかにしたことで、週後半に長期債が売られ、イールドカーブはスティープニング。30年債利回りは2.285%、2年債利回りは1.565%で越週。


米国20年債が発行されることになれば、世界的な低金利環境下、投資家の需要はそこそこでてくるのでは?一方短期債の発行量が減少することになれば、品不足からレポ市場、マネーマーケットに影響を与える可能性も。


先週発表された大手米銀の決算は概ね好調だったが、銀行にとっては逆イールドが解消し、イールドカーブがスティープニングしたことが大きいものと思われる。


世界的に中央銀行による超低金利政策が続く中、過剰流動性に支えられる金融商品。大きくトレンドが変わる雰囲気はない。


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