篠原金融塾 パウエル議長、トランプ大統領と会談

パウエルFRB議長は、トランプ大統領およびムニューシン財務長官とホワイトハウスで会談した。


FRBの声明によれば、「パウエル議長は、政策経路は米経済見通しに影響する今後の情報によって全て決まるとの考えを強調したことを除けば、金融政策についての自身の見通しに言及しなかった」。


トランプ大統領からのツイートは、


「金利、マイナス金利、低インフレ、金融緩和、ドル高とその製造業に対する影響、中国やEUなどとの貿易などを議論した」


”Just finished a very good & cordial meeting at the White House with Jay Powell of the Federal Reserve. Everything was discussed including interest rates, negative interest, low inflation, easing, Dollar strength & its effect on manufacturing, trade with China, E.U. & others, etc.”


市場は、マイナス金利という言葉に反応している。パウエル議長はマイナス金利に対して「No」と大統領に伝えられたのだろうか?


何故か2q以降に米リセッション懸念を語るエコノミストが急速に増え、FRBは実際に利下げを実施した。私は、経済指標を見る限り、FRBは今年金融緩和を行う必要はなかったと引き続き思っている。


今年の利下げは金融市場を大きく歪めた。


世界中の中央銀行が金融緩和を継続する限り、リスク資産を中心に大きく崩れることはないのかもしれない。結果論としてはトランプ大統領の経済政策とパウエル議長による金融引締政策から緩和政策への転換を受けて、金融市場はサポートされた。


今後株式市場が動揺することがあればFRBによる金融緩和期待が大きくなりサポートされる。ということは、米株・米債券とも保有していて大きな不安はないということかもしれない。エコノミストたちも2020年も米経済は大丈夫というトーンに変わってきた。彼らが正しいのかもしれない。


しかしながら、こんなことを続けているとその反動は大きいと思っているのは私だけであろうか?

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