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執筆者の写真篠原竜一 代表取締役社長

暇なときに 5/9/2020 土曜日

早稲田大学の田中愛治総長は5月5日、「経済的に困窮している学生への緊急支援策について」(https://www.waseda.jp/top/news/69151)、並びに「早稲田大学の学費に関する考え方について」(https://www.waseda.jp/top/news/69153)を公表した。

何故メディアは、「早稲田大学は、学費および実験実習料の減額をしない。」というところばかりを取り上げているのだろうか?

早稲田大学は、学生あるいは保護者が経済的に困窮している場合に対応するため、「緊急支援金制度」(10万円)を新設し、併せて、家計が急変した学生が申請できる「早大緊急奨学金」(40万円)を用意している。加えて、オンライン授業を自宅で受けることが難しい学生には、大学がモバイルWiFiルーター500台をレンタル、パソコンを500台購入、双方を無償貸与するという。今後、必要に応じて増やす予定もある。学生は、「緊急支援金」と「早大緊急奨学金」を申請していても、モバイルWiFiルーターとパソコンの無償貸与を受けることができる。5/1より緊急支援金とともに申請受付を開始し、5/11の授業開始に間に合うよう進めている。また、全ての学生に対し、オンライン授業での通信費の負担を少しでも軽減させるため、スマートフォンを安価で購入することで、1年間通信費は無料というサービスの提供を準備している。現在、通信事業者と交渉をしているところで、5/7以降に申請受付が開始できるよう準備している。

早稲田大学の対応は、素晴らしいものだと思う。全ての学生に対し全く問題のないやり方などないが、早稲田大学の説明は明快だ。これだけやっても更に問題がある学生は遠慮なく大学に相談して欲しいとまで言っている。

早稲田大学に通っている学生に聞いてみたい。大学の対応に何か不満があるか?


不満があるのであれば、SNSではなく、大学と徹底的に話せばよい。大学は相談に乗ってくれると言っているのだから。それでも不満であれば、私学なのだから仕方ない。自分が納得できる対応をしてくれる大学に行くしかない。


でも何となく、学生とその保護者ではない人達が不平不満を表明しているような気がしてならない。そうだとしたら、その目的は何なのでしょう?

因みに私も妻も子どもも早稲田大学の関係者ではない。そういった意味では、お前黙っていろと言われても仕方ない。

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