暇なときに 4/15/2020 水曜日

緊急事態宣言下で生活するのはおそらく私の人生で2度目だ。1度目は911テロ。そして今回の新型コロナウイルス。我々は今緊急事態宣言が発出された街で暮らしている。

私に出来ることは何か?

911テロの時は、「テロに屈しない。今までと同じように生きる。」だった。今回はどうだろう?

今私は、不必要な外出は控え、極力人との接触を避けている。新型コロナウイルスに感染しない、させないようにするためには、これしかないと思っている。それでも感染してしまったらと思うととても不安だ。

私は、約2か月前の2/17に「篠原金融塾 新型コロナウイルス」というタイトル(https://www.lamplightercstg.com/post/global-market-coronavirus)でブログを書いている。

その中で経済については、「今回の影響で識者たちが日本経済・世界経済に与える分析を行っているが、正確な予想など出来る訳がない。医療現場では命がけで戦っている人達がいる。市場参加者がどんなに細かく分析しても、実際に何が起きているかを把握することは難しく、市場の値動きを捕捉することは出来ない。唯一言えることは、投資家は不確実性が高まる時期にはリスクを縮小することが最善だということだ。」とコメントしている。


そうだ、もう2か月以上も医療現場で命がけで戦っている人達がいるということを忘れてはいけない。

新型コロナウイルス対応については、「日本の医療技術は世界有数であることは間違いない。過酷な状況の中で戦っている医療関係者を皆でサポートしないといけない。しかしながら、人に任せて文句を言う人が多い日本では、新しい問題の解決は難しく、その影響は長引く。」と心配している。未知のウイルスとの闘いでは、何か問題が起きるに決まっている。そしてそれに文句ばかり言う人が出てくる。

また、「今後”あの時のあの対応が間違いだった”と、責任を追及する動きがでてくるでしょう。特に政治の世界でこれをやられると官僚たちはその対応に時間を割くことになってしまう。そもそもこんな大変な時に国会では桜がどうしたとか、質問がどうしたとか、困ったものだ。これでは誰もハッピーになれない。今まさに問題の本質を見極め、判断し、行動する医療現場の強烈なリーダーシップが必要だ。医療関係者は、様々なメデイアで政府の対応を批判するのではなく、医療現場で問題解決に取組んで欲しいし、メディアもその医療関係者をサポートすることを報道の目的にして欲しい。」と述べている。

あれから2か月。想像以上に状況は悪化している。“私は素人なので良くわからないが”という前置きつきのコメントは、緊急事態の下では必要ない。

どうやらアビガンという新型インフルエンザの薬が新型コロナウイルスに効果がありそうだと世界が注目している。副作用もあるようでその使用については気をつけないといけないらしい。我々が知りたいのは、どんな効果があって、どんな副作用があるかだ。話を聞く限り、仮に私が感染してしまったら、早期に投与して欲しいと思う薬だ。とはいっても、他に同じような効果があって、副作用のない薬はないのだろうか?

テレビを観ながらこんなことを思っていると、アビガンについて、「万が一、知られていない副作用があったら誰が責任をとってくれるのか?」と質問するコメンテーターがいる。

知られていない副作用の責任なんて誰にもとれないでしょう。患者だってそんな責任取りたくない。医者だってそうだ。でも治療薬が確立されていないのであれば、少しでも病気を治すのに効果があると思えば、命を守る為に投与してください、投与しようってなるでしょう。少なくとも私は、万が一かもしれませんが、知られていない副作用があるかもしれないので、投与しないでくださいとは言わないでしょう。

こういうコメンテーターには司会者に是非とも質問してもらいたい。あなたは誰に責任があると思いますか?

答えは決まっている。「私は素人なので良くわからないが、、、私は専門家じゃないので良くわからないが、、、」 から始まる。これに騙されてはいけない。こういう質問をする人は専門家ではないはずなのに、必ず答えを持っている。 「国のやり方には問題がある、、、役所のやり方には問題がある、、、今の医療行政には問題がある、、、」とか、誰かを悪者にし、自分を賢い人だなあと思われるような回答を用意してある。そして、どんな答えも決して間違っているわけではない。


今は色々なことを批判することはやめようと言っておきながら、こんなことは言いたくはないが、こういうコメンテーターの質問は、物事の本質を見極める為には全く役に立っていないことが多いと思う。そうして話がおかしな方向に進んで行ってしまう。

今まさに問題の本質を見極め、判断し、行動する医療現場の強烈なリーダーシップが必要だ。医療関係者は、様々なメデイアで政府の対応を批判するのではなく、医療現場で問題解決に取組んで欲しいし、メディアもその医療関係者をサポートすることを報道の目的にして欲しい。素人のコメンテーターはいらない。

これだけ世の中が混とんとしている時に必要なことは、人の話を傾聴して、批判する前に共感することだと思う。こんな偉そうなことを言っているが私もとっても苦手だ。だけど、人の話を聞かないで、共感もせず、批判ばかりしていると心がどんどん疲弊してしまうことを実感している今日この頃だ。

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