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執筆者の写真篠原竜一 代表取締役社長

暇なときに 4/10/2020 金曜日

今日のウォールストリートジャーナル紙に、「主要中銀「禁じ手」踏み込む FRBが低格付け債購入」との記事がでている。

低格付け債に投資する上場投資信託(ETF)の価格が7%も上昇し、新型コロナウイルスの影響が深刻化する前の2月の水準まで一気に近づいたという。中央銀行であるFRBが買うという安心感からだろう。

この数日株式市場も買い戻され、落ち着いてきた。財政面でも金融面でも中央銀行の一人舞台だ。政府に対する資金融通、自国国債に加え、社債などの資産の買い入れ、市場の流動性が枯渇しないよう中央銀行による懸命の努力が続いている。民間から公的な部門へレバレッジをシフトさせることにより何とか経済を回そうということだろう。

今日は外に出かける用事がない。緊急事態宣言下なので、用事がないことは良いことだが、何か用事を探している自分がいる。落ち着かない。元々家でのんびりするのは得意な方ではないが、今は必要最低限のことをやっていれば良いのだと言われると不安な気持ちになる。


何故だろう?

「もっと働け!もっと稼げ!」と言われると、「たまには休みたい!」と思う。「休んで良いよ!」と言われると「大丈夫です!頑張ります!」と答えたくなる。人間って面倒くさい生き物だ。

記事をご参考迄。

【ワシントン=河浪武史】新型コロナウイルスにより金融危機を上回る経済悪化が想定され、世界の中央銀行が前例のない資金供給策を連発する。米連邦準備理事会(FRB)は一般企業に間接融資する緊急措置を発動。「禁じ手」とされた低格付け債の購入にも着手する。英中銀も英政府に短期資金を直接融通する。中銀による自国国債の買い入れはカナダやオーストラリアなどに広がり、新興国中銀も社債などの資産購入を決断。財政も市場も今や中銀マネーなしで成立しない。

9日の米社債市場では、買い手がつかなかった低格付け債の価格が急反発した。FRBは同日朝、2兆3000億ドルもの新たな緊急資金供給を発表したが、柱の社債購入策にリスクの高い「ダブルB」まで対象として組み込んだ。低格付け債に投資する上場投資信託(ETF)は、価格が7%も上昇し、新型コロナウイルスの影響が深刻化する前の2月の水準まで一気に近づいた。

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