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暇なときに 米雇用統計

執筆者の写真: 篠原竜一 代表取締役社長篠原竜一 代表取締役社長

3月の非農業部門就業者数の伸びは、前月比19万6000人。失業率は3.8%。平均時給は前年同月比3.2%上昇。

リセッションを警戒しないといけない内容ではない。就業者数の増加ペースが昨年比弱まり、経済成長率が3%から若干減速するかもしれないといった程度ではないでしょうか?


3月のFOMCを受けて買われすぎたところは調整が入り、4月に入って米国債金利は7-9bp上昇しているものの、大幅な金利上昇は期待しないほうが良いでしょう。


市場のボラティリティ上昇を極端に嫌う世界の中央銀行。バランスシート削減が思ったように進まないかぎり、行き場のない過剰流動性が相場を支えるはず。


一方で、長期国債の利回りが短期国債を下回る「長短金利の逆転」が起こり、米国のリセッションリスクが高まったという報道が増えましたが、本当でしょうか?


FRBの中には、弱い雇用統計が2〜3回続けば、利下げを協議するのに十分だとの見方を示しているメンバーもいるようですが、何かしっくりこない。少なくとも様子を見ている間は、FRBはバランスシート削減をがんがん進めるべきだと思いますが。。。



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