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執筆者の写真篠原竜一 代表取締役社長

暇なときに 米国債券市場動向

FRBは20日のFOMCで、FF金利の誘導目標を2.25~2.5%に据え置くことを決めた。また当局者の金利見通しでは、17人中11人が年内の利上げは必要ないと指摘。加えて、5月からバランスシートの縮小ペースを緩めるとし、米国債については縮小を9月末で停止する考えも示した。


連銀が利上げを実施しても、ボラティリティは大きく上昇せずに、金利は大きくは上昇しなかった。バランスシートの縮小を9月末で停止するとすれば金利はますます上がらない。


米国債金利


3M T-Bill 2.46%

2y Note 2.32%

5y Note 2.42%

10y Note 2.44%

30y Bond 2.88%

10y Tips 0.54%


10年債の金利が3M T-Bill金利を下回っている。リセッション?

ちょっと騒ぎすぎのような気がする。


インフレ?

兆候はない。

日本の投資家にとっては3末に向かって金利が低下するのは嬉しくない。2019年度の債券ポートフォリオマネジメントはますます難しくなりそうだ。



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