暇なときに ミレー「晩鐘」 5/14/2020 木曜日

本日の日経新聞の経済でみる名画(7) ミレー「晩鐘」 (1857~59年、油彩、カンバス、55.5×66センチ、オルセー美術館蔵)から。

フランス革命後の混乱の中、ミレーが描いた農場の夫婦はジャガイモを育てる小規模農家だったようだ。宿敵の英国が産業革命によって近代工場を建設するのを羨ましく眺めながら、フランスでは小規模農家の時代が続く。

しかしここから発展的に「こだわりの製造業」が立ち上がってくる。大量生産とはひと味ちがう個性を持つ商品。安売りの大量生産とは一線を画すフレンチ・ブランドは高価ながら現在もなお多くのファンを魅了している。

面白い。こういう感性があるのかと。じゃがいもぐらいしか食べられないフランスの農民の生活、だけどその農民に当たる光。絶望と希望。なんか暗い絵を描く人だなあ。そんな風にしかこの作品を捉えていなかった自分の発想力のなさにがっかり。

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